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信貴山 空鉢さんの教え

信貴山1

大阪と奈良の間にある、信貴山朝護孫子寺は、
日本三大絵巻の 「信貴山縁起絵巻」 に描かれた、飛倉の話が有名ですね。
山崎長者の巻の、鉢に載った穀倉と米俵が次々と空を飛ぶ様子を、
子どもの頃に昔話として、絵本でご覧になった方も多いのではないでしょうか。

5月22日まで奈良国立博物館で、信貴山縁起絵巻が公開されていることもあって、
今月初旬に信貴山へお参りしてきました。
その日はちょうど、飛倉に由来する山頂の空鉢護法堂で大祭があり、
管長様のお勤めと法話をお聞きすることができました。
空鉢様へは、下の水屋でポットに水を汲み、そのポットを持って山頂まで約20分、
山道を運んできた水をお供えします。
そして空のポットを持って、山を下りるのです。
法話によると、このポットは私たちの心の中の器(空鉢)を意味していて、
山を下りたら、空鉢様に授かった空の器を知恵や財産など様々なもので満たします。
そのいっぱいになった器を、次の世代へと手渡し、社会に還元すること、
それが空鉢様の教えなのです。

社会の役に立つこと、次世代へ守り継ぐこと、
本堂に祀られている毘沙門様の、家族円満こそが幸福の原点との教えも、
ソシオの想いに重なるところがありました。
次の世代へつなげるために、メンバー様のご支援、頑張って参ります。

セラピー補 小野

信貴山2